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〜パート3 モニター講習〜

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ジュエリークロッシェ上級認定講座 〜その内容とは・・・

【ニュース】2012/12/15

 

 お待たせしました!ジュエリークロッシェの上級技能認定講座がいよいよスタートします。ジュエリークロッシェ認定講座がスタートしたのが、2008年のこと。翌2009年には課題作品をリニューアルして、「ジュエリークロッシェ教室」という教科書が書店販売され、ジュエリークロッシェが一気に広まっていきました。当時から、ジュエリークロッシェにも上級をというご要望を皆さんからいただいており、今年やっと開講する運びとなりました。

 上級の内容としては、会員の皆さんに人気のペレンクロッシェとチューブクロッシェについて体系化して、研究会で開発してきたテクニックをまとめたものを前半に。後半は、輪編み・円形編み・楕円形編みなどいろいろな編み方向に、いろいろな編み目記号を加えた内容としました。

 今まで発売されてきたキットや本に掲載されてきた作品には、様々な編み方のペレンクロッシェが登場しています。でも、その違いを体系化して理解している人は少ないはず。作品の編み方を精査して分類した88種類の編み方を、同じビーズで編んだらどのような違いが出るのかを、ペレンクロッシェとチューブクロッシェのスペシャリストである岡本恵子先生・清水美和子先生・門田ゆき子先生に検証してもらいました。その結果、覚えておく必要がある編み方を分類することができ、基本さえしっかりと覚えていれば、これからどのようなレシピを見ても困らないはず。それがレッスン1の「ペレンクロッシェのいろいろ〜セブンサンプラーのネックレス〜」です。サンプラーとは、刺しゅうなどでよく使われる「刺し方の見本」のことです。資料として保管してもよし、つなげてネックレスとして使うこともできるように、岡本先生にデザインしていただきました。

 レッスン2では、研修会でもキット化したチューブクロッシェの分割・結合・増減を、1点の作品でマスターできる「三つ編みのチョーカー」を作ります。研修会の作品は2分割でしたが、ここでは3分割。さらに進化しただけでなく、その理論もまとめました。デザインは、河出書房の作品集にも三つ編みの作品を掲載された清水先生です。




 海外の作品でよくみかけたのがチューブクロッシェのフレーミングです。ビーズステッチで編むよりも太いしっかりとしたフレームができます。フレームにしやすい模様を使って、レッスン3では「カボションのペンダントネックレス」を作ります。フレーミングに早くから取り組んでいた門田先生がデザインを担当されました。

  ここから先の後半は、私達だけの知識と経験では不足なので、アメリカにおけるビーズクロッシェの第一人者である、ニューヨーク・ビーズ・ソサエティ名誉会長の丸橋美方(よしえ)先生を招聘して勉強会を行いました。日本ではまだ知られていないテクニックをたくさん教えていただき、ジュエリークロッシェの奥の深さを痛感しました。研究会には、編み物のプロでもある岸美砂子先生にも加わっていただきました。

 レッスン4は「輪編みと円形編み〜いろいろなモチーフのロングネックレス〜」です。タイトルだけ見ると、「なあんだ、今までの復習?」と思うでしょうけれど、実はそれぞれのモチーフに新しいテクニックが入っています。「チューブクロッシェで1段ごとにビーズを替えたら、段の境目が汚くなった」「細編みや長編みの立ち上がりの鎖編みが目立ってきれいじゃない」「認定のビーズボールの減目位置は目立ってしまう」「最初にビーズを入れた細編みの減目って、ビーズの向きが変になる」これらを丸橋先生が一気に解決してくれました。モチーフのデザインは、岡本先生と門田先生に分担していただき、組み立ては岡本先生。今話題の「イオンパワービーズ」を使っています。

 レッスン5は、丸橋先生から伝授していただいた「裏編み」。ビーズを入れた編み目は編んでいる裏側にビーズが出ます。ぐるぐる編んでいれば問題ありませんが、編み地を裏返して編んだらビーズが出る側と出ない側ができてしまいます。そこで考案されたのが、「裏編み」です。しかも、作品では中長編み・長編み・長々編みでビーズを入れるタイミングを整理して覚えていただきます。いろいろな編み目を編んだサンプラーのような編み地が、清水先生の手にかかると可愛らしい「リボンブローチ」になりました。

 最後のレッスン6は「連結編み」。あの広瀬光治先生でも見たことがない編み方だそうです。編み目同士が離れずにくっついて面白い編み目になります。作品は岸先生がデザインした「スカラップチョーカー」。編み方も複雑ですし、ワイヤーで造形を得意とする岸先生ならではの、きれいに編むのがちょっと難しい作品となりましたが、「教授」と呼ばれるためにはこの最後の難関を突破していただかなければなりません。

 でも、大丈夫!教科書は課題作品の作り方をプロセス写真入りで細かく説明しているレッスンマニュアル編と、他の作品を作るときでも使えるように基本理論を解説したテクニック編の2冊で詳し〜く解説しています。さらに、今回は通学制のみの講座ですが、自宅で宿題をするときにも困らないように、DVDを作っています。詳しくはまた次回お知らせしますので、お楽しみに(*^_^*)


 
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ビードルワーク講座
〜パート3 モニター講習

【ニュース】2012/12/15

 

 皆さんは、作品のデザインが決まれば、キットのレシピはデザイナーさんの原稿を清書するだけ、と思っていませんか?楽習フォーラムで私が手掛ける作品は、デザイナーの方がデザインしながら作った作り方手順とは別に、作りやすい順番や、お教室で指導しやすい順番などを考慮してレシピを書いています。ときには作り方さえも、もっと能率のよい方法が見つかると変更させていただくこともしばしばです。

 今回の課題作品6点を、シニアの初心者にもわかるような親切な作り方にしたくて、3名のおばあちゃまに「実験台」になっていただきました。

 横浜市の中心街にある「シニアホテル横浜」という有料老人ホームに入居されている、加藤さん(87歳)、江部さん(83歳)、熊切さん(75歳)の仲良し三人組です。皆さんとてもおしゃれで、合唱サークル・折り紙教室など、趣味を楽しみながら生き生きと人生を楽しんでいらっしゃいます。お針仕事や手芸はお得意なようですが、ビーズは全く初めてとのことでした。縁あって、モニターをお願いしたところ、喜んで引き受けてくださいました。

 体験のゴムブレスと課題作品6点の合計7点の作品を、1回2時間で週1回ずつ合計8回の授業を行いました。1回目はまず、「ビードルワーク」のコンセプトをお話し、今回のモニター講習の役割をご説明しました。「絶対途中でやめないこと」「難しいとか、わかりづらいと思ったことを正直に指摘してくれること」「全点完成すること」これが私からのお願いでした。

 最初のゴムブレスは、持って行った3色の中から各自お好みの色を選んでいただくのですが、ここで提案したのが「じゃんけん大会」。恨みっこなしで勝った人から好きな色を選ぶことにしました。ちょっとおばあちゃま達をからかいながら、冗談交じりのMCが功を奏して、子供のようにはしゃいで真剣に戦ってくださいました(笑) ゴムブレスは、30分ほどであっという間に完成。イオンパワービーズの効用にも喜んでいただき、早速身につけてくださいました。その後は課題作品6点の色選びをしました。サンプルを着用して鏡で見ていただいたり、お互いにどの色が似あうかを褒め合ったりと、和気あいあいの楽しいひと時でした。「こんな素敵な作品を自分で作れるなんて」と皆さんの夢が大きく膨らみ、次回からの授業を楽しみにしていただけるようになりました。

 2回目からも順調で、同じことの繰り返しは宿題とさせていただきましたが、ケアマネージャーの佐田さんにも一緒に講習を受けていただいたので、わからないことがあってもフォローしていただけました。宿題が出たときでも次の回には全員が編んできてくださるという優等生振りには脱帽です。

 最終回には、なんと最後の作品が全員仕上がった状態で授業を終えることができました。佐田さんからは、「自分では作れないと思っていたような素敵なアクセサリーを作れたことを、皆さんが心から喜んでいらっしゃいました。それに加えて、皆さんの意見が、この講座に生かされて、先生の役に立てたということが何よりうれしかったようです。」という暖かいお言葉をいただきました。本当にそうなんです。作り方だけでなく、教科書のちょっとした細かい表現方法を皆さんのアドバイスで変えたことで、とてもわかりやすいものになりました。このモニター講習で得た情報は、「ビードルワーク ディプロマ講座 水野久美子スペシャル」という発表講座の中でお伝えしていきたいと思います。教えるのが初めての方に役立つような指導テクニック満載の、いつも以上に詳しい指導マニュアル「徹底ガイド」も配布いたします。今回、教科書や指導マニュアルなどの校正をお手伝いくださった小坂あや子先生から、指導マニュアルの原稿を校正していただいた後に下記のようなメールをいただきました。

本当に驚き感動しました!作り方はもちろん、マットにビーズを置く配置図や、 [授業の進め方][作品制作のチェック]は特にです。新人講師にとっては、作り方だけではなく、生徒さんへの接し方も重要だとすごく思うので、作品制作のチェックにあることは本当に大切だと思いました。講師歴の浅い人、これからステッチを教える人たちにとって、とても勉強になると思います!

 
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ビードルワーク講座
〜パート4 ビードルワークのお道具〜

【ニュース】2012/12/15

 

 私は縫い物をするときにはクロバーの「デスクスレダー」を昔から愛用しています。針と糸をセットしてボタンを押すだけで簡単に糸が通せる優れもの。現在のスケルトンのピンクが発売されるよりもずーっと前(たぶん20年以上前?)のことで、まだ不透明の赤や青だった時代のことです。
ビーズステッチの10号とOne-Gだと、デスクスレダーで通るときと通らないときがあるので、クロバーさんに「ビーズ針が使えるデスクスレダーを開発していただけないか」とご相談してみました。待つこと1年。結局「針の構造上無理」と断られてしまいました。
 次に考えたのが、今のデスクスレダーが使える針でビーズステッチが編めないかということ。「どのような針があるのですか」とお尋ねしたら、クロバーの全種類の針見本を下さいました。それを1本ずつ検証して、数種類の針を選び出しました。そこで、またデスクスレダーで通せるかどうかの検証です。たくさんの方にいろいろな条件で使っていただいた結果、「つむぎ針」と呼ばれる縫い針ならば、ビーズを通して使えるし、デスクスレダーでワイルドファイヤーが100%通せることがわかりました。つむぎ針には2種類の長さがあり、ビーズをたくさん通すにはできるだけ長いほうがよいということで「つむぎえりしめ」という長針を選びました。
 デスクスレダーは日本国内ではピンクと黄色が販売されていますが、国内未発売のパープルをコロネット限定で発売していただくことになりました。
ビードルワークで新しく登場するお道具の1つがクリップです。今までは金属製でコイル状の「ビーズストッパー」を使っていましたが、年齢とともにつけはずしが大変になってきていました。指先の力がなくなるだけでなく、ちょっと不器用になってきた感じ p(´⌒`。Q)  今回お勧めしているのは、クロバーが洋裁用に開発したまち針の代わりに使える「仮止めクリップ」というもの。開閉がしやすく、しっかりと糸を固定できます。色も3色あるので、編み始めや編み終わりかを的確に指示できて、初心者の指導には便利です。
 もう一つの新登場は、クロバーが編み物用具として販売している「段数マーカー」。透きの多い編み地の制作には重宝です。段数を数えるときに目印として使ったり、編み地同士を仮止めしておいたりと、使い道はいろいろです。ジュエリークロッシェアソシエイツとクロッシェカフェアソシエイツでは、楽習フォーラム限定カラーのピンクを「クロッシェマーカー」として販売しています。
 ビードルワークではワイルドファイヤーを使用しますが、合成繊維は普通のハサミではきれいに切れません。今までお勧めしたのは、クロバーが誇る「ブラック」シリーズの「黒刃」の握りはさみ(998円)ですが、固い合成繊維を何度も切っていると刃先のかみ合わせがやや鈍くなってきてしまうことがあります。編み終わりの糸を切るためにお勧めしたパッチワーク用のソリ刃の糸切はさみ(2310円)は高価だし、布などを切る「カットワークはさみ115」(1785円)は合成繊維を切っているといざ布を切るときに切れ味が悪くなってしまいます。そこで、切れ味は本格化でも小さくて安い、クロバーの「ホビー手芸はさみ10.5cm」(998円)ハサミをお勧めします。
最後に自慢したいのが、ビードルワーク専用の手仕事箱です。ケースの色は桂由美先生の特別仕様よりも少しピンクっぽい薄い赤紫。デスクスレダーの色と合わせてあります。ケースの表は、白の花柄で、ビードルワークのロゴ入り。そして中に敷かれたベージュのマットの他に、濃い紫のミニマットをつけてもらいました。ベージュに近い色のビーズを使うときには、シニアには濃い色のマットでないとビーズが見えません!ミニマットがついても従来と同じお値段とはうれしい限りです。
シニアにやさしいお道具達を、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _*)>


 
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