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トーホービーズ工場と「ガラスの里」見学
【ニュース】2006/10/30
皆さんはビーズがどうやって作られているのかご存知ですか? とんぼ玉は一つずつ手で作るものと思っていても、丸小ビーズなどは工場の機械の中から、ぽこぽことオートメーションで出てくるものだと思っていませんか?機械を使ってはいるものの、皆さんが使っているビーズは手作りなのです!


広島市内にあるトーホー株式会社のビーズ工場で、普段は公開していない作業工程も見せていただけるということで、10月18日楽習フォーラム会員の皆さんとご一緒に工場見学に行ってきました。私は2度目の見学でしたので、大体の工程を知ってはいたものの、何度見ても感激することばかり。


まず、原料を調合してガラスの塊を溶かすこと20時間。調合する際に色をつけてしまうのですが、1回100キロくらいのガラスに対してわずかミリグラム単位の着色料を加えていきます。同じ量を調合しても微妙に色が変わってしまうという繊細な作業だそうです。しかも、黄色・オレンジ・赤などはこの段階では透明で、後の工程でやっと本当の色がわかるため色出しがとても難しいとのこと。ロットが変わったら色が違って困った、という経験をみなさんお持ちだと思いますが、このお話を聞くと納得・・・・。


溶けたガラスを今度は細長〜い管にするのですが、穴をどうやって開けると思いますか?お釜(製管用坩堝)から細く引き出されたガラスの中央に空気を吹き込んで引っ張っていくと、ガラスが固まって細い管ができるのだそうです。工場の端か端までを使って長く引き出された管は途中サイズを厳しくチェックされ、規格外はあとでその部分だけはじき出されてしまいます。交通速度取締りのネズミ捕りみたいですね。


この後高速で回転する刃物でビーズの大きさに切断し、回転炉で角を溶かして丸いビーズにするわけです。さらに表面だけ溶かしてきれいなつやを出した後、ビーズの種類によっていろいろな加工をしていきます。着色・メッキ・オーロラ加工などたくさんの工程を経て完成するものもあり、そのたびに洗っては加工を繰り返すので、完成までにはとても手間がかかるビーズもあります。ビーズの穴の中に色をどうやって違う色をつけるかとか、ラスター加工ってどうするのとか。これは実際に工場へ行ってみてのお楽しみ。でも、広島まで行けないかたはせめてホームページで工場見学体験をしてみてください。


TOHO BEADS「ガラスビーズの製造工程」
http://www.toho-beads.co.jp/sekai/koutei.html


今回の見学で一番印象に残ったことは、完璧なビーズを作るための努力のすごさです。同じビーズを常に作り続けることはそう簡単なことではありません。もちろん機械を使って自動的に制御され、さらに測定器にかけられますが、人間の目にかなうものはないそうで、途中何度も目視での検品が繰り返されます。「それでダメだったビーズはどうするのですか?」という質問に、案内してくださった方は即答で「処分します!」。高品質を誇るAIKOビーズの場合はなんと半分も処分になってしまうとか。一同「えっ!え〜〜」。これにはもう脱帽です。最高のビーズを作るんだ、という工場の皆さんの意欲に、私たちビーダーは感激。工場内に大きく貼ってある「一粒に魂を」という標語は、創業者であり80歳を越えてもバリバリの現役社長を務めていらっしゃる山仲一二(いちじ)社長のモットーだそうです。時々床に転がしてしまうビーズ、これからはちゃんと一粒ずつ拾うようにしなくては。


工場のお隣にはガラスのテーマパーク「ガラスの里」があります。ガラス博物館にはビーズステッチのルーツともいうべき「紀元前のビーズ編み作品」、通称「ファラオのマスク」が展示されています。実はこの作品を見出したのは何を隠そうこの私。ビーズの文献で同種のマスクのことを知り、何とか現物を見られないかと探しまわった末に見つけたのがこの作品でした。トーホー?のご好意により技術解析をさせていただきましたので、また機会がありましたらこのマスクについても書きたいと思います。


マスクについては http://www.offloom.com/what/index.htmlをご覧ください。
前回訪問したときにはなかったのがビーズ専門店「ビーズ館」。日本で唯一TOHOの全商品が揃っているお店で、輸出用に作っているビーズを国内で売っているのはここだけだそうです。 ガラスの里のホームページはhttp://www.garasunosato.net/top.htmlです。

ビーズ好きならばぜひ一度訪れてみてください。

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出版記念展示会でのギャラリートーク
【ニュース】2006/10/16
10月17日まで東京・伊勢丹新宿で「アメリカンビーズステッチ作品集」の出版記念展示会が開催されており、会場には作品集の作品が展示されています。もちろん全点アメリカの作家自身が作ったオリジナル作品です。残念ながら触っていただくことはできませんが、ぜひこの機会に本場の作家の本物を直にご覧ください。


また、14・15日には会場で作品集の著者として掲載作品とその作家たちについてお話をさせていただきました。作品集にも作品や作家の紹介記事を書いていますが、このギャラリートークでは文章にはできなかったエピソードなどを、作品をご覧いただきながら聞いていただいています。1回約20分の短い時間ですが、ご来場の皆さんとビーズステッチの魅力などを語り合うことができ、私にとってはとても楽しいひとときでした。


これから名古屋・小倉・札幌・大阪でもギャラリートークを行います。ぜひギャラリートークの時間に合わせて会場へいらしてください。そしてこのミズプレ(MIZUNO PRESS)をお読みいただいた感想など直接お声をかけていただければ幸せです。


会場では作品展示の他に、会員のみなさんの作品展示即売や、ビーズステッチキット・書籍の販売もしていますのでどうぞお楽しみに。なお、会場で本をお求めいただいた方にはサインをさせていただいていますが、名古屋会場は楽習フォーラム専用セミナールームですので、すでに購入された本をお持ちいただいても結構です。ご遠慮なくサインご希望の旨お申し出ください。合言葉は「ミズプレ」です!
では皆さんと会場でお目にかかるのを楽しみにしています。


「アメリカンビーズステッチ作品集」出版記念展示会
https://www.gakusyu-forum.net/beads/topics45.php
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NHK「おしゃれ工房」オンエア
【ニュース】2006/10/11
10月10日・11日放送のNHK「おしゃれ工房」見ていただけましたか?今回は撮影の裏話をご紹介します。


2wayネックレスの作り方をご紹介したプロセスの手元アップ、あれは私自身の手で事前に撮影しておいたものです。ビーズステッチはどういう手つきで作業をするとよいのか、きっと皆さんも興味があるのではないでしょうか。私自身も海外の講習で先生のデモンストレーションを見る時には、いつも手つきに注目しています。私の手つきは、海外のたくさんの先生たちの中から、合理的で編みやすく、しかも美しい動作をしている方のよいところを取り入れたものです。私は講師としては特別早く編めるほうではありませんが、皆さんに手元を見ていただくときにはなるべく美しい手つきをと心がけています。ビーズステッチは楽しいのが一番ですが、貴婦人のアクセサリーといわれるからには、優雅に編みたいものです。


超デカビーズのデモンストレーションはいかがでしたでしょうか。講習会で大勢の方にステッチの基礎をお教えするときには、直径3.5センチくらいある大きなビーズを使ってデモンストレーションをします。通称「マジックショー」。いつもはスポンジ製の軽いものを使っていますが、それでは糸の通り方がよくわからないだろうということで、今回は特別に作っていただいた透明なビーズを使いました。緊張していたのでしょうか、途中手順を間違えたことに皆さん気付かれましたか?「芯ビーズを1個通したら前の芯ビーズの際に寄せておき、外側ビーズは針に通したらそのまま芯ビーズを4個拾う」というはずだったのですが、うっかり芯ビーズ1個を移動する前に外側ビーズを針に通してしまいました。海外ではこの方法で編む方も多いのですが、私は芯ビーズと外側ビーズを2回に分けて通すことにしています。なぜ、芯ビーズと外側ビーズを一緒に通して移動させてから芯ビーズを拾わないのか。理由は、芯ビーズと外側ビーズが並んでいると、芯ビーズ4個だけ拾うはずがうっかり外側ビーズまで拾ってしまうことが多いから。外側ビーズの両端には小さめのビーズを通すことが多いので、最初からこの手順で編む習慣をつけておいていただくと、特小のような小さいビーズを使っても間違うことがありません。


それにしても今回の放送では、本当に美しく写っていましたね〜。エッ?そんなことないって?勘違いしないでください。もちろん私ではなく、アメリカンのビーズ作家の作品たちのことです!私はあくまでもガイドですので、主役はビーズステッチの作品たち。苦労して海外の作家から集めた作品ですので、私にとっては可愛いわが子同然。多くの皆さんに見ていただけて幸せでした。


作品はすべて、マリア書房から出版された「アメリカンビーズステッチ」に掲載されていますが、実物をお見せできる機会があります。10月11日から東京・名古屋・小倉・大阪・札幌の順に展示会を開催いたします。ぜひ一度を間近でご覧になってください。放送の冒頭でご覧いただいた作品もぜひ全体を見ていただきたいと思います。なお、これらの作品は今後楽習フォーラム認定会員の先生方を通じて全国でご指導していきますので、ぜひお楽しみに。


アメリカンビーズステッチ展 https://www.gakusyu-forum.net/beads/topics45.php
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NHK「おしゃれ工房」テキスト発売
【ニュース】2006/9/26
NHKの人気手作り番組「おしゃれ工房」でビーズステッチをご紹介することになりました。この番組は、教育テレビ毎週月曜から木曜の午後9:30〜9:55放送で、翌日火曜から金曜の午後2:30〜2:55には再放送もされます。ビーズ関係で、ウタ・オーノ先生や木曽淑枝先生も登場されており、モノ作りファンならば必見の番組です。放映日は10月10日ですが、一足早くテキストが9月16日から発売になっています。全国の書店で販売されていますので、ぜひご覧ください。


10月9〜11日放送のテーマは、「旅先から始まるハンドメイド」。行楽の秋、どこかへ出かけてみたくなる季節です。洋服に合わせてアクセサリーをいろいろ選ぶのは楽しいとはいえ、プチ旅行では、なるべく荷物は減らしたいものです。タートルネックのセーター・シャツカラーの ブラウス・衿のないTシャツなど、どんな洋服にも合わせることができる、長さ調整ができるネックレスが一つあったら本当に便利! ネックラインに沿う短めのネックレスとブレスレットの留具をつなげると一本のロングネックレスに早変わり。しかもパールならば、おしゃれなレストランでディナーとなっても心配ありません。パールだけではなく、ニュアンスの違う小さなビーズを組み合わせているので、カジュアルにも使えるのが魅力です。Tシャツにパールのネックレス、なんていう着くずしかたも、ちょい悪オヤジに対抗するわけではないけれど粋な「カジュアルダウン」だと思いませんか。


作り方は、超簡単。ビーズステッチの中でも一番簡単で早く編めるスパイラルロープを使っています。三つのステップさえわかればただそれを繰り返していくだけ。でも見た目にはちょっと複雑そうでビーズを変えただけでまったく違うステッチのようにも見えるという優れもののステッチです。ブレスならば1時間あれば完成できるかも。まずはテキストをご覧ください。


NHK「おしゃれ工房」ホームページ
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創作市場増刊22号 (マリア書房刊)
「アメリカンビーズステッチ ★オフルームのビーズアーティスト9名の作品集」
【ニュース】2006/9/15
2006年8月にアメリカのビーズステッチ作家9名の作品集を出版しました。日本でアメリカのビーズステッチ作家の作品を紹介した最初の本ですが、アメリカ国内においても作家に焦点をあててプロフィールと複数の作品を紹介した本はなかったそうです。ここでご紹介した作家たちは、デザイナーとしてもトップクラスですが、世界最大のビーズショーとして知られる「Bead&Button Show 」の講師の中でも特に評判の高い方たちばかりです。70点以上の作品を、ディテールがよくわかる大きなカラー写真でご紹介しています。ビーズステッチの基本的な用語の解説や、いろいろなステッチの編み方や由来などについてもお話していますので、各作品の解説文と一緒にご覧ください。


「アメリカンビーズステッチ」作品集
商品番号【7811
標準価格 2,940円
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